釜石市議会 2020-12-15 12月15日-02号
要因の一つとして、海洋環境の変化に伴うサンマや秋サケの不漁による海面漁業への影響のほか、養殖業では、ホタテ貝の麻痺性貝毒による自主出荷規制による生産出荷の制限や磯焼けによるアワビの個体数の減少に加え、ワカメが生育初期に枯死状態になってしまう、いわゆるワカメの芽落ちなど、生育不良による生産量の減少等が要因であると考えられております。
要因の一つとして、海洋環境の変化に伴うサンマや秋サケの不漁による海面漁業への影響のほか、養殖業では、ホタテ貝の麻痺性貝毒による自主出荷規制による生産出荷の制限や磯焼けによるアワビの個体数の減少に加え、ワカメが生育初期に枯死状態になってしまう、いわゆるワカメの芽落ちなど、生育不良による生産量の減少等が要因であると考えられております。
岩手県内では、岩手県漁業協同組合連合会が県内の海域を12の区域に分け、検査で規制値を超えた貝毒が確認された場合は、その区域を自主出荷規制して出荷を行わない体制が取られており、漁業者、各漁業協同組合などと一体となって、ホタテガイなどの安全性を確保しております。
しかしながら、現状においては、震災からの復興に注力しなければならないこと、漁業者の皆様の生活環境がやっと整いつつある状況であること、加えて当市漁業の主力魚種の一つである秋サケ不振への対応、さらには養殖業でのホタテガイ貝毒による自主出荷規制等、現状取り組むべき課題が山積しており、この課題解決を図りつつ、適切な時期を見て漁業協同組合の組織強化に取り組まれていくものと考えております。